ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)を持っているのに、今からJALのJGC(JALグローバルクラブ)も取得する意味はあるのでしょうか。
私自身、すでにSFCを保有しています。
SFCの大きな魅力だと感じていたのは、スターアライアンス・ゴールド資格を継続して利用できることでした。
ところが、2026年にANAからSFC制度の見直しが発表されました。
特に気になったのは、2028年から年間のANAカード・ANA Pay決済額によって会員区分が分かれ、スターアライアンスの資格にも違いが生じることです。
もちろん、SFCの価値がすべてなくなるわけではありません。ANAを利用するメリットも引き続きあります。
それでも今回の発表は、これからの航空会社の使い方を考え直す大きなきっかけになりました。
そして私は、SFCを手放すのではなく、維持したままJGCも取得することを目指すと決めました。
この記事では、その理由と2026年のSFC制度変更の概要、JGC取得に必要なLife Statusポイント(LSP)1,500、今後の挑戦計画について紹介します。
JGC取得までの搭乗ルート、費用、獲得LSP、失敗や改善点も、今後MoFinishで記録していく予定です。
※この記事の制度情報は2026年10月10日時点のものです。最新の条件はANA・JAL公式サイトでもご確認ください。
SFC会員の私がJGCも目指すことにした理由
結論からお伝えすると、2026年のSFC制度変更が、私がJGC取得を目指す大きなきっかけとなりました。
ただし、ANAからJALへ完全に乗り換えたいわけではありません。
私が考えているのは、SFCを保有しながら、JGCという新しい選択肢を加えることです。
SFC最大の魅力はスターアライアンス・ゴールド資格だった
SFCには、空港での優先チェックインや優先搭乗、ラウンジ利用など、さまざまな魅力があります。
なかでも私が価値を感じていたのは、ANAだけでなく、スターアライアンス加盟航空会社を利用する際にも上級会員向けサービスを受けられることでした。
スターアライアンス・ゴールド資格があれば、対象となる便や空港で、ラウンジや優先サービスを利用できる機会が広がります。
もちろん利用条件は航空会社や空港によって異なりますが、ANA以外を利用する際にも役立つという点は大きなメリットです。
私にとってSFCは、単なるクレジットカードではなく、旅行時の選択肢を広げてくれる会員資格でした。
2026年のSFC制度変更が大きなきっかけになった
そんななか、2026年4月にSFC制度の変更が発表されました。
2028年4月から、年間の対象決済額によって「SFC PLUS」と「SFC LITE」に分かれるという内容です。
特に気になったのは、年間300万円未満の対象決済額ではSFC LITEとなり、スターアライアンス・ゴールドからシルバーへ変更されることでした。
その後、2026年9月にはラウンジ利用条件について一部見直しが発表されました。
しかし、SFC LITEのスターアライアンス資格がシルバーになる点は変わっていません。
私が大きな魅力を感じていた部分に変更が予定されている以上、今後について考えないわけにはいきませんでした。
SFCを手放さず、JGCも取得するという選択
制度変更を受けて、スターアライアンス・ゴールドを別の航空会社で取得する方法を検討する人もいるようです。
私も、そのような選択肢があることは理解しています。
ただ、今回の制度変更をきっかけに、別の方向へも目を向けてみようと思いました。
それが、JALのJGC取得です。
JGCを取得すれば、条件に応じてワンワールド加盟航空会社の上級会員向けサービスも利用できるようになります。
スターアライアンス・ゴールドとJGCは別の資格であり、同じサービスをそのまま置き換えられるわけではありません。
それでも、これまでのSFCに加えてJGCも持つことで、航空会社を選ぶ楽しさや利便性が広がるのではないかと考えました。
2026年のSFC制度変更で何が変わるのか
ここで、今回の決断のきっかけとなったSFC制度変更を整理しておきます。
2028年4月からSFC PLUSとSFC LITEに区分
ANAの発表によると、新制度は2028年4月1日から開始される予定です。
基本となる区分は以下のとおりです。
| 項目 | SFC PLUS | SFC LITE |
|---|---|---|
| 年間対象決済額 | 300万円以上 | 300万円未満 |
| スターアライアンス資格 | ゴールド | シルバー |
| SFC会員資格 | 継続 | 継続 |
初回の対象決済期間は、2026年12月16日から2027年12月15日までです。
なお、ANAグループ運航便で100万ANAライフタイムマイルに到達したSFC会員は、決済額によらずSFC PLUSとなる例外があります。
スターアライアンス・ゴールド資格の維持条件が変わる
これまでのSFCでは、対象となるカードを継続保有することで、スターアライアンス・ゴールド資格を利用できることが大きな特徴でした。
新制度では、原則として年間300万円以上の対象決済がSFC PLUSの条件となります。
日常生活の支払いをANAカードに集約することで条件を満たせる人もいるでしょう。
一方、年間300万円という金額が、すべての人にとって無理なく達成できるとは限りません。
だからこそ、SFCを今後どのように活用するかは、それぞれの利用状況に応じて考える必要があると思います。
2026年9月の見直しでラウンジ利用条件は一部緩和
2026年4月の発表では、SFC LITEのラウンジ利用について厳しい内容が示されていました。
しかし9月の見直しによって、国内線のANAラウンジは混雑時を除いて利用できる方向に変更されました。
また、ANAグループ運航便に搭乗する場合、羽田・成田・ホノルルの対象ANAラウンジについても利用条件が示されています。
ただし、国内線では混雑状況による制限があり、事前予約についても条件があります。
つまり、SFC LITEになったとしても、すべての会員サービスを失うわけではありません。
一方で、スターアライアンス・ゴールド資格の扱いは変わるため、その点をどう考えるかが重要です。
詳しい変更内容は、ANA公式のSFC制度見直し案内で確認できます。
SFC会員が今後のために考えたい3つの選択肢
今回の制度変更に対して、すべてのSFC会員が同じ判断をする必要はないと思います。
ここでは代表的な選択肢を整理します。
SFC PLUSの条件を満たしてゴールド資格を維持する
まず考えられるのは、年間300万円以上の対象決済によってSFC PLUSを維持する方法です。
ANAカードを日常的に活用している人にとっては、自然な選択肢になるかもしれません。
一方で、資格維持だけを目的に不要な買い物を増やしてしまっては、家計に負担がかかります。
また、利用状況によってはSFC LITEを受け入れ、利用可能なANAのサービスを継続することも一つの選択肢です。
ANA以外でスターアライアンス・ゴールドを取得する
もう一つは、ANA以外のスターアライアンス加盟航空会社のマイレージプログラムを利用する方法です。
例えば、ターキッシュ エアラインズなどには、所定の条件を達成するとスターアライアンス・ゴールド資格が付与される上級会員制度があります。
ただし、取得後も資格を更新するための搭乗条件などがあるため、SFCと同じ感覚で維持できるとは限りません。
私はこの方法も興味深いと感じていますが、今回のJGC挑戦とは目的が少し異なると考えています。
SFCを維持しながらJGC取得にも挑戦する
私が選んだのは、この方法です。
ANAのSFCを保有しながら、JALのJGC取得にも挑戦することで、航空サービスの選択肢を増やしたいと考えました。
JGCを目指すには時間も費用も必要です。
簡単な挑戦ではありませんが、以前SFCを取得した経験も踏まえ、無理のない形で進めていきたいと思っています。
SFCとJGCを両方持つことに魅力を感じた理由
では、SFCを持っている人がJGCも取得することに、どのような意味があるのでしょうか。
私が魅力を感じているのは、利用できる航空会社やサービスの選択肢が広がることです。
スターアライアンスとワンワールドの違い
ANAが加盟しているスターアライアンスと、JALが加盟しているワンワールドは、異なる航空連合です。
SFCで利用できるスターアライアンス・ゴールド資格と、JGC会員に提供されるワンワールド・サファイア資格では、対象となる航空会社が異なります。
どちらの資格にも、対象便でのラウンジ利用や優先チェックインなどのメリットがあります。
ただし、両者のサービス内容は完全に同じではありません。
私は、どちらが優れているかを決めるよりも、それぞれの強みを利用できることに魅力を感じています。
航空会社・空港ラウンジなどの選択肢を広げたい
例えば、航空券を探すとき、必ずしもANA便が希望する時間帯や価格に合うとは限りません。
JAL便の方が予定に合うこともあるでしょう。
そんなとき、JGC会員として利用できるサービスがあれば、航空会社の選択肢をさらに広げられます。
国内線だけでなく、将来的には海外旅行でも、そのメリットを実感できる機会があるかもしれません。
もちろん、実際の使い勝手は取得後に検証する必要があります。
その点も、今後のMoFinishの記事で紹介していきたいと思います。
両方保有には年会費や利用頻度も考慮が必要
SFCとJGCを両方保有することには魅力がありますが、維持費用も無視できません。
それぞれの対象カードには年会費がかかります。
両方の資格を持っていても、実際に利用する機会が少なければ、費用に見合うメリットを得られない可能性もあります。
JGC取得を目指す前に、カードの種類や年会費、利用できるサービスを比較しておくことが重要です。
JALカードをこれから申し込む方へ
JALカードは、公式サイトだけでなく、ハピタスやモッピーなどのポイントサイト経由で申し込める場合があります。
ただし、カードの種類や申込時期によってポイント還元やキャンペーン条件が異なります。
これからJGCを目指す方は、JGC入会の対象となるカードかどうかも含めて比較することをおすすめします。
JGCになるには?LSP1,500の基本的な仕組み
現在のJGC入会制度では、Life Statusポイント(LSP)が重要な役割を持っています。
JGC入会に必要な1,500 Life Statusポイントとは
Life Statusポイントは、JALグループの搭乗や対象サービスの利用などによって積算される、生涯実績に基づくポイントです。
日本在住者がJGCへ入会する場合、原則として1,500LSP以上の獲得に加え、対象となるJGC JALカードの保有などが必要になります。
対象カードは、CLUB-AカードやCLUB-Aゴールドカードなどです。
私は、すでにJAL CLUB-Aゴールドカードを保有しています。
今後はLSPを着実に積み重ねて、JGC入会を目指します。
なお、LSPはJGC入会後のStarグレードにも関係します。
詳しい入会条件については、JAL公式のJGC入会案内をご覧ください。
関連記事(制作予定):JGCになるには?LSP1,500の仕組みと取得条件
LSPはJALマイルとは異なるポイント
ここは初めてJGCを目指す人が混同しやすい部分です。
JALマイルは、特典航空券への交換などに利用できるものです。
一方、LSPはJALの対象サービスの利用実績に応じて積算され、Starグレードの判定に利用されるポイントです。
例えば、ポイントサイトのモッピーで貯めたポイントをJALマイルに交換することは可能ですが、それだけでLSPが増えるわけではありません。
JALマイルを貯める方法とLSPを貯める方法は、分けて考える必要があります。
JALマイルを貯めるならモッピーも選択肢です。
ポイントサイトのモッピーでは、対象広告の利用などで貯めたポイントをJALマイルに交換できます。
JGC取得に必要なLSPとは別の仕組みですが、将来の特典航空券などに活用するため、JALマイルの貯め方も知っておきたいところです。
関連記事:モッピーでJALマイルを貯める方法(制作予定)
搭乗と搭乗以外でLSPを貯める方法
JALグループ国内線では、マイル積算対象運賃による1搭乗につき5LSPが積算されます。
国際線では、対象となる区間マイル1,000マイルごとに5LSPが積算されます。
さらに、航空機への搭乗以外にも、対象となるJALカードのショッピングマイル2,000マイルごとに5LSPを獲得できます。
つまり、飛行機に乗ることだけがLSPを貯める方法ではありません。
私も、搭乗と日常生活での対象サービス利用を組み合わせながら、LSP1,500到達を目指していきたいと考えています。
JALカードをこれから作る方へ
これからJALカードを申し込む方は、まずJAL公式の入会キャンペーンを確認することをおすすめします。
2026年10月現在、対象カードや利用金額などの条件を満たすことで、最大30,000マイルを獲得できるキャンペーンが実施されています。ただし、最大マイル数には通常のショッピングマイルや入会搭乗ボーナスも含まれます。
関連記事:【2026年】JALカード公式入会キャンペーン|最大30,000マイルの条件と申込方法
JALカードは、ハピタスなどのポイントサイトに掲載されることがあります。
新規発行でポイントを獲得できる場合がありますが、対象のカード種別や獲得条件、公式キャンペーンとの違いを確認してから申し込みましょう。
ポイントサイトの利用も検討している方は、MoFinishで紹介しているハピタスの基本的な使い方も参考にしてください。
関連記事:【2026年最新】JAL Life Statusポイント1,500の貯め方|JGCまでの年数・費用を比較
LSP1,500を目指す私のJGC取得計画
ここからは、私自身のJGC取得計画について紹介します。
今回の挑戦では、短期間に多くの便へ搭乗することよりも、生活や仕事とのバランスを重視しています。
現在のLSPと今後の達成目標
目標は、JGC入会に必要な1,500LSPに到達することです。
2026年10月11日時点で、私が確認できている累計Life Statusポイントは10LSPです。
これは、羽田―伊丹間の往復2搭乗によって獲得したポイントです。
JGC取得に向けて、飛行機への搭乗以外にも、すでに次の準備を進めています。
- JAL CLUB-Aゴールドカード(JALカード TOKYU POINT ClubQ Visa)の発行
- JAL Payの利用開始
- JAL Wellness & Travelの利用開始
- JALモバイル(IIJmio)の利用開始
- JAL株式500株の購入
ただし、現時点で確認できているLSPは、搭乗による10ポイントのみです。
これらのサービスには、それぞれLSPの積算条件や反映時期があり、利用を始めただけで必ずポイントが付与されるわけではありません。
JAL株式については、2026年9月の最終週に500株を購入し、9月末の株主権利を取得しました。
ただし、2026年分の株主向けLSPについては、3月末時点での株式保有や6月の株主総会での議決権行使などの条件を満たしていないため、今回の積算対象にはなりません。
2027年以降については、株式の継続保有や議決権行使など、必要な条件を確認しながらLSP獲得を目指します。
今後、JALカード・JAL Pay・JAL Wellness & Travel・JALモバイルなどから実際にLSPが加算された場合には、どのサービスから何ポイント獲得できたのかも記録していきます。
搭乗によるLSPと日常生活でのLSP獲得を組み合わせながら、無理なく1,500LSPを目指していきたいと考えています。
無理なく続けるための搭乗計画
私は以前、ANAのSFC取得を経験していますが、修行からは少し時間が経っています。
そのため、最初から無理に多くの搭乗を組み込むことは考えていません。
当初2〜3か月は、1日最大4レグ程度を目安にして、搭乗のリズムをつくっていきたいと思っています。
また、羽田空港を中心に、午前9時ごろの出発、午後9時ごろまでの羽田帰着を一つの目安とします。
重要なのは、LSPを貯めることだけを目的に、無理な乗り継ぎや過密なスケジュールを組まないことです。
実際に搭乗しながら、続けやすいルートを探していきます。
搭乗回数・費用・1LSP単価も記録していく
今回のJGC取得では、単に搭乗回数を増やすだけでなく、費用対効果も確認したいと考えています。
今後は搭乗ごとに、日付、便名、区間、航空券代、獲得LSP、所要時間、乗り継ぎ時間などを記録していきます。
さらに、搭乗に要した費用を獲得LSPで割った「1LSP単価」も計算します。
ただし、安ければよいというわけではありません。
自宅までの移動や体力的な負担も含めて、無理なく続けられるかを評価したいと思っています。
成功したルートだけでなく、計画どおりに進まなかった点や改善点も記事にしていく予定です。
関連記事(制作予定):JGC修行実践記|搭乗ルート・費用・獲得LSPの記録
SFC制度変更とJGC取得に関するよくある質問
SFCは年間300万円決済しないと退会になる?
いいえ。2028年からの新制度では、年間対象決済額が300万円未満の場合、原則としてSFC LITEに区分されます。
SFC会員資格が自動的になくなるということではありません。ただし、スターアライアンス資格など、一部サービスの内容は変わります。
JGCを取得すればスターアライアンス・ゴールドも使える?
いいえ。JGC会員に提供されるのは、原則としてワンワールド・サファイア資格です。
スターアライアンス・ゴールドとは別の資格であり、JGC取得によって自動的にスターアライアンス・ゴールドが付与されるわけではありません。
SFCとJGCを両方保有することはできる?
はい。それぞれの入会条件や継続条件を満たせば、両方を保有することができます。
ただし、カードの年会費や必要な条件、実際の利用頻度を考えたうえで判断することが大切です。
まとめ|SFCを維持しながらJGC取得に挑戦します
2026年のSFC制度変更は、私にとって今後の航空会社の使い方を考える大きなきっかけとなりました。
SFCには、これまで感じてきた魅力があります。
特にスターアライアンス・ゴールド資格は、私がSFCを保有する大きな理由の一つです。
だからこそ、制度変更を受けてさまざまな選択肢を考えることになりました。
そして、私が決めたのは、SFCを維持しながらJGCも取得することです。
これからLSP1,500までの道のりを、搭乗記録・費用・獲得ポイント・反省点も含めてMoFinishで発信していきます。
同じようにSFCの今後について考えている方や、これからJGCを目指そうとしている方にとって、少しでも参考になる記録を残していければと思っています。
これからJGCを目指す方におすすめの記事
今後は、実際のJGC修行ルートや搭乗費用、獲得LSPも公開していきます。
